奈良の靴下工場日記

くつ下の産地である 奈良県の広陵町で 1927年に創業した株式会社創喜です。靴下工場のアレコレ

靴下の歴史<世界編>

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こんにちは! 創喜です。

 

朝晩ちょっと寝苦しさから開放されたと思いきや

気づけばちょっと寝冷えしてた…なんて日も増えてきましたね。

私も玄関に置いたままのサンダルでついついお出かけしたものの

道を歩く人たちの足元は、もう秋っぽくなってました。

 

靴下の売り場を見ていると、色もデザインも秋〜

そろそろあったかい靴下が必要な季節ですよね!

 

というわけで、本日のテーマは「靴下の歴史<世界編>」。

靴下ともう一度じっくり向き合うこの時期に

ぴったり(?)のテーマ!

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靴下の歴史はとっても古いものです。

 

特に寒さ厳しいヨーロッパの北部では、足を守るために

毛皮や布、ワラなどを使っていたそう。

アルプスの氷河から発見された

アイスマン」という5000年以上前のミイラは

動物の皮や木の皮でつくった靴のようなものを履いていて

その中にはやわらかな草が入れられていました。

 

確かにレザーのジャケットだけだと風は防げてもちょっと寒いので

中にふかふかしたセーターを着て保温する感じに似てるかも。

 

砂漠が多く足を保護する必要があったアラビアの遊牧民

紀元前2〜3世紀頃、靴下の原型をつくりました。

また西暦100年頃のローマ軍兵士に宛てた記録にも

“靴下を送った”と書かれているそう。

必需品として認識されていることがわかりますね。

 

私たちが履いている靴下はほとんどがメリヤス編み。

このメリヤス編みのペア靴下で、現存している最古のものは

4〜6世紀頃のエジプトで作られています。

 

皮や布だとなかなか足にフィットしにくいので

メリヤス編みの靴下ができたとき

当時の人たちはきっと感動したでしょうね…ロマンを感じます。

 

さて、この後16世紀頃までず〜っと靴下は手編みで作られていました。

もちろん今も手編みの靴下はオリジナリティあふれる素敵なものですが

全部手編みで靴下をつくるとなると…たいへんですよね?

 

お外で走り回ってどろんこで帰ってくる子どもたち

毎日革靴を履きっぱなしのビジネスマンたち

穴が開いたから、汚れが酷いからといっても

気軽に捨てたり買い替えたりはできないわけです。

 

そんな靴下編みのたいへんさに気づいたのはイギリスのウィリアム・リー。

彼は奥さんが内職の靴下編みを頑張っている姿を見て

「靴下編みの機械をつくろう」と決意。

そして1589年。3年かかって足踏み式の靴下編み機をつくりあげました。

 

新発明を見た当時の人たちは、びっくりする反面

「自分たちの手編みの仕事がなくなってしまう!」と大騒ぎ。

軍隊が靴下編み機を壊してしまうという事件もあったそうです。

リーさんかわいそう…。

 

ウィリアム・リーは諦めずに機械の改良を続け

より速く、細かい目の靴下を編める機械へと進化していきました。

でもイギリスのエリザベス一世に特許を求めましたが、却下。

 

フランスが靴下編み機に興味を持ったので、リーはフランスに渡りましたが

フランス国王アンリ四世の死去によって特許の話は立ち消えに…。

アンリ四世が亡くなった1610年、ウィリアム・リーも生涯を終えました。

 

その後、ウィリアム・リーの弟ジェームスによって

改良された靴下編み機をつくる工場が建てられ

靴下編み機は普及し、靴下工場もつくられるようになっていきました。

 

この靴下編み機は改良されながら使い続けられて

現在の靴下生産技術のベースになっています。

 

さて、世界の靴下の歴史をざっと追いかけてみましたが

ものすごくたくさんの人たちの技術や工夫、そして情熱があったからこそ

今の私たちが気軽に靴下を履くことができるんだ…と感じました。

 

次回は「靴下の歴史<日本編>」です。

どうぞお楽しみに♪

 

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参考資料:『靴下ソムリエ資格認定試験公式テキスト』(日本靴下協会・奈良県靴下工業組合)

写真:靴下 12〜13世紀 エジプト(メトロポリタンミュージアム所蔵)

バンナー機って知っていますか?

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9月になった途端に続けて現れた大きな台風。

被害に遭われた皆さまにお見舞い申しあげます。

次の台風も生まれつつあるそうです。

皆さまくれぐれもお気をつけください。

 

さて、今回ご紹介するのは「バンナー機」という編み機。

写真にも写っているように弊社 創喜では何台も動いているものなのですが

実は歴史的な資料として保管されるような、とっても希少な機械なんです。

特に動かして靴下を編み上げられる状態のものは、

国内でも数えるほどしか残ってないはず。

 

40年ほど前までは一般的に使われていた機械なのですが

国内での靴下生産が減るにつれ、その数を徐々に減らしていきました。

 

もちろん現在では機械そのものを製造している会社はありませんから

中古のバンナー機を色々なところから引き取って

手間をかけて、メンテナンスをしながら使い続けています。

 

まるで生きている化石のようなバンナー機を

使い続けていられるのは、創喜がある同じ広陵町内の

小池機械製作所が力を貸してくださっているから。

 

もともと小池機械製作所では編み機の製造をされていました。

(その頃作られたバンナー機も創喜で今も稼働しています)

靴下工場が海外にシフトしていったことで、編み機の製造はやめられたものの

今も編み機の修理を広陵町で続けていらっしゃいます。

 

そんなレアなバンナー機は、編み方もとても特殊。

一般的な編み機は1本の糸を回転させながら螺旋状に編み上げるのですが

バンナー機は2本の糸が半回転ずつ編み上げていくという構造。

 

2本の糸を使えるという機能を生かしたものが

足の甲と足底の糸を変えたソックスです。

 

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写真の「ボタニカルダイ/オーガニックコットン/バンナー」の場合

つま先・足底・かかとといった穴が開きやすい部分は

クッション性がある太くて丈夫な糸を使い

足の甲や履き口には細い糸を使用するといった編み方ができるんです。

足底の糸は甲の糸に比べると、なんと1.5倍も太い糸を使用しています。

 

ただ糸を変えるだけなら、一般的な編み機でも可能です。

もし色の切り替えがある靴下をお持ちなら、ぜひ裏返して見てください。

色の切り替え部分にふさふさとした糸の切れ端が残っていませんか?

これは、糸を変更する際に切った跡なんです。

 

それではバンナー機で編み上げたソックスを裏返してみましょう。

 

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「あれっ?」っと驚かれませんか?

そう。折り皺以外の見た目が、ほとんど表と同じなんです。

これはなぜかというと、色を変更するときに糸を切らなくてよいから。

 

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拡大して見ると、色の切り替え部分がデコボコしておらず、スムーズ。

だから履き心地もとっても良いんです。

 

じっくりと2本の糸を丁寧に編み上げていくバンナー機。

ストレスフリーな履き心地の靴下でぜひその魅力を感じてみてくださいね。

 

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フルーツやフラワーなどの天然染料で染めあげた優しい風合いのオーガニックコットンを、バンナー機で編み上げた「ボタニカルダイ/オーガニックコットン/バンナー」は、はき口部分にゴムを使っていないので締め付けの少ないやわらかな肌ざわり。足底には綿麻素材を編み込み、吸水発汗性と強度を高めています。バンナー機ならではのフラットな裏地なので、なめらかな履き心地をお試しください。

 

www.souki-socks.jp

 

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www.souki-socks.jp

 

www.souki-knit.jp

 

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麻ならさらりと

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今年の立秋は8月7日だったそう。
そう、暦のうえではもう秋なんですね。
そういえば…道を歩くとひぐらしが鳴いていたり
少しだけ日が沈むのが早くなってきたようにも感じます。

 

でも、気持ちはまだまだ夏。
さんさんと降り注ぐ太陽と入道雲がまぶしい日には
夕方、びっくりするような大雨が降ったりすることも。

 

とっても暑いうえに、湿度まで高くなってしまうと
シャツやズボンはじっとり体に張り付いて
靴の中はむわっと蒸れてしまいますよね。

 

こんな不快指数の高い日におすすめしたいのが「麻」です。

 

麻を着るとなんとなく涼しく感じたりしませんか?
その理由は麻の繊維にあります。

 

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麻には20種類近くと、たくさんの種類がありますが
衣服に使われるのは、主にラミー(苧麻)、リネン(亜麻)、ヘンプ大麻)。
ラミーは衣料に使われる天然繊維の中で最も長く、腰のある強い繊維です。
リネンはラミーに比べると短い繊維で細く、綿と似た風合いです。
ヘンプは繊維の太さにばらつきがあるので、独特な風合いの糸を作れます。

 

植物の茎にある靭皮(じんぴ)という部分から繊維を取るのですが
繊維の中心には空洞があって、表面はでこぼこした多孔質。
その空洞や多孔質が水分を吸い上げ蒸発させるので
麻で作られた衣類は吸水性・通気性・速乾性が良いんですよ。

 

汗を速く吸い取って、どんどん蒸発させることで
着ていると涼しく感じ、不快感が弱まります。

 

光沢がある麻は、しゃりしゃり・さらさらしていて触感も夏向け。
しかも水に濡れても強度が保てるとあって
汗だけでなく、突然の雨に降られたとしても、ダメージを受けにくいんですよ。

 

麻繊維の機能はもちろん、麻素材の衣服は見ていても涼しげ。
独特のハリ感のある生地は、ふんわりと風をはらんで
この時期のファッションには欠かせない存在。

 

夏の和服に麻が使われることが多いのも、納得できますね。
さらりと着こなされた麻の和服は、夏の風物詩と言ってもいいかもしれません。

 

そして麻の恩恵を受けるのは足元も同じこと。
じとじとべたべたする夏の足には、麻のソックスがいいんですよ。
履いた瞬間の爽やかさとやさしい冷感は麻ならでは。

 

中でも創喜の靴下は、麻をたっぷり贅沢にローゲージに編み上げています。
麻の繊維のもつ吸水性・通気性・速乾性という能力をより一層引き出すから
さらりとした履き心地がたまりません。

 

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ヴィンテージマシーンで丁寧にゆっくり編むことで
糸と糸の間にゆったりとした隙間ができるので独特の厚みがあり
素足と靴底に適度な空間をもたせてくれます。
その空間があるからこそ、足の裏まで通気性が保たれるんですよ。

 

もう少し続く暑い季節を、麻のソックスで乗り越えてみては。

 

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しなやかで強い光沢のあるリネンを贅沢に使ったSOUKI SOCKSの「Branch」は
ほかの素材にはないひんやり・さらっとした履き心地が特徴です。
ゆったりと優しいフィット感や、履くほどになじむ柔らかさは
ヴィンテージマシーンでゆっくり丁寧に編み上げたからこそ生み出せるもの。
夏にぴったりの靴下を、ぜひ一度お試しください。

 

www.souki-socks.jp

 

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www.souki-socks.jp

 

www.souki-knit.jp

 

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今週のお題「暑すぎる」

こんなに暑いはずなのに…

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8月に入って一気に気温が高くなりましたね。

地域によっては40度を超えたところもあるのだそう。

家の中にいるのにも関わらず熱中症で倒れる方もいますから

冷房の使い方も気をつけていきたいもの。

 

でも、冷房をつけていると

どんどん足先が冷えてくることがありますよね。

ひどいときは膝から下全部がひんやり…なんてことも。

 

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冷房をつけなければ熱中症が怖いし

冷房をつければ、今度は冷えが心配に…。

「冷えは万病のもと」ともいわれますから、対策していきましょう。

 

こんなに暑い季節ではあるのですが

やらなければいけないことは、冷える足の「保温」です。

 

保温のことを一番考えるのはやっぱり冬。

着るのは、ふかふかのダウンジャケットに太い毛糸のニット帽

下着やセーターを重ねて、足元は厚手のソックスでしょうか。

冬のファッションは着ぶくれするものですよね。

実は、このふかふかの衣服や、服と服のすき間に入っている「空気」が

私たちの体温をしっかりキープしてくれているんです。

 

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冬の冷たい空気や、夏の暑い空気を体感したことがあるからこそ

「空気が温度をキープする」という言葉に違和感を感じるかも?

でも本当のことなんです。

 

例えば発泡スチロール製の箱に入れておくと、氷がすごく長持ちしませんか?

発泡スチロールの中にはたくさんの小さな空気の粒が入っていて

その空気が動かないことによって、しっかりと保冷してくれているんです。

 

話を夏にもどしましょう。

 

足先を冷やさないために必要なのは「足の周りに空気の層をつくること」。

 

そう。くつ下を履くということなんですね。

 

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中でもおすすめしたいのが、程よく空気の層をつくりながら

通気性をもっている「ローゲージソックス」です。

 

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冷たい風が直接肌に当たらないように保護しつつも

糸と糸の間に適度な隙間があるから、汗をかいたらしっかり蒸発。

中でも天然繊維の割合が高いローゲージソックスは

繊維自体の吸湿性もあるので、夏にぴったりなんですよ。

 

ちょっといいくつ下で、暑くて寒い夏を乗り越えるのはいかがですか。

 

 

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どMな靴下というパワーワード

こんにちは!

SOUKIのハシモトです。

 

靴下って衣服の中で一番過酷な環境に置かれていると思いませんか?

 

例えばジーンズは洗濯すると色が落ちますね。白いお洋服と一緒に洗うと、色移りしてしまうこともあります。濡れた状態でこすり合わせることは色落ち・色移りの一番の原因です。

 

靴下は、足の汗などで湿って状態で靴の中で常に動いてこすれあっています。

また、摩擦に弱いとされるウールを靴下に使うと、普通だと直ぐに毛玉ができて

すり減って穴が開くかと思います。

 

そういった過酷な環境にさらされる靴下だからこそ、色移りしにくい染め方をし、丈夫に作られているんです!

 

SOUKIの靴下はそんな靴下の中でも、丈夫で穴が開きにくい気がします。

物理的に厚みがあるのも要因のひとつなのですが、天然繊維の中でも丈夫な綿の素材をふんだんに使ったり。

ウールの靴下は防縮ウールという家庭でお洗濯できる素材をなるべく使用し、

つま先とかかとに丈夫なナイロンの糸を編み込んで穴が開きにくい工夫があります。

長持ちさせる工夫が詰まっているのです!

(丈夫過ぎてなかなか買い替えてもらえないと困っちゃうんですけどね)

 

長く履けて、ずっと愛される靴下を作りたいという思いから

私たちは丈夫な靴下をつくっています!

創喜という名の由来?

トキドキ専務が、この仕事に携わったころは、家業で靴下工場という名前でした。

そのころは、インターネットもなく、得意先よりこんな値段でこんなのをこれくらい作ってください。

という注文があってそれに合わせて作っていました。

数は、今よりもすごく多かったけど、価格は、お店に出す前だから安かったです。

スーパーに出すので、お客さまが、お店で手に取るまでの商品の形にするまでの加工という仕事までして、

出荷してましたから、季節の変わり目は出荷業務が忙しかったです。

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子供サイズの靴下の割合が多く、もう少し十分に糸をつかったら、もっと良い製品ができるのにと感じていたものの 

大量生産、消費の時代では、やはり価格重視でした。

 

わかっているのに作れないのは、作り手である者にとっては、口惜しいことでした。

 

時代が変わり、今までの得意先も変化し うちも変わっていかねばならないときに、どんな工場になったらいいのかと考えたとき 

作り手が創る喜びを感じて、その製品を喜んでもらえるそんなものを製造していこうと強く感じました。


そこで 「創喜」という名前をつけました。

 

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現在 株式会社になり、ファクトリーブランドも立ち上げました。

 

「消費者の方と直接にお話しする機会もでき 喜んでもらえたら作っているものの冥利につきる。大変なことがあっても、そのことがあると吹き飛んでしまう。」

 

と毎日ドライバーを持って、古い機械のご機嫌を取っている、わが主人の会長は、眉をさげてそういってます。

長年培った技術や、知識を存分に使い商品に落とし込んでいく作業は、しんどいけど、たかが靴下、されど靴下であって 

そこで生まれてくる商品をみるのはうれしい喜びです。

 

何にも知らず、靴下工場にお嫁にきてウン十年。のおばさんは、よかったと思ってます。

これからも創喜らしい商品を世に出し続けます。

 

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靴下の町でよく見かけるアレ

こんにちは!

SOUKIのハシモトです。

まだまだ寒い先週末、ハシモトは寒中キャンプをしていました。

寒い季節のキャンプは、焚火が暖かかったり、星空がきれいだったり、ほかの季節とはまた違った良さがあるのでお勧めです。

 

ところで、広陵町の街中や公共施設、公園などで時々目にするこちらをご存知でしょうか。

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この優しさがあふれる座布団などは靴下を作る工程で必ず出る、この輪っかで作られています。

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編まれた靴下はつま先が開いた、筒状になって出てきます。

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開いたつま先をロッソ専用のミシンで縫い合わせるのですが、先の部分が切り落とされ、たくさんの廃棄物が出ます。

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それがこの輪っかです。

 

全国で一番靴下を作っている広陵町はこの輪っかもとってもたくさん出ます。

 広陵町ではこの輪っかを使った様々なものの作品展なども行われています。

 

一昔前までは業者さんに産業廃棄物として引き取ってもらっていたのですが、

最近では色ごとに分けて靴下の協同組合に持っていき、引き取ってもらいます。

それらは福祉施設に譲渡され、手芸材料として使用されているそうです。

SOUKIの輪っかはローゲージ靴下のふわふわのものが多いので評判が良いそうですよ。

 

こうやって再利用し、編まれたりして

のれんにしたり。

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マットにしたり、

 

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座布団にしたり、

 

タペストリーにしたり。

 

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素朴で暖かい手作り品です。

 

 

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