創喜という名の由来?
トキドキ専務が、この仕事に携わったころは、家業で靴下工場という名前でした。
そのころは、インターネットもなく、得意先よりこんな値段でこんなのをこれくらい作ってください。
という注文があってそれに合わせて作っていました。
数は、今よりもすごく多かったけど、価格は、お店に出す前だから安かったです。
スーパーに出すので、お客さまが、お店で手に取るまでの商品の形にするまでの加工という仕事までして、
出荷してましたから、季節の変わり目は出荷業務が忙しかったです。
子供サイズの靴下の割合が多く、もう少し十分に糸をつかったら、もっと良い製品ができるのにと感じていたものの
大量生産、消費の時代では、やはり価格重視でした。
わかっているのに作れないのは、作り手である者にとっては、口惜しいことでした。
時代が変わり、今までの得意先も変化し うちも変わっていかねばならないときに、どんな工場になったらいいのかと考えたとき
作り手が創る喜びを感じて、その製品を喜んでもらえるそんなものを製造していこうと強く感じました。
そこで 「創喜」という名前をつけました。
現在 株式会社になり、ファクトリーブランドも立ち上げました。
「消費者の方と直接にお話しする機会もでき 喜んでもらえたら作っているものの冥利につきる。大変なことがあっても、そのことがあると吹き飛んでしまう。」
と毎日ドライバーを持って、古い機械のご機嫌を取っている、わが主人の会長は、眉をさげてそういってます。
長年培った技術や、知識を存分に使い商品に落とし込んでいく作業は、しんどいけど、たかが靴下、されど靴下であって
そこで生まれてくる商品をみるのはうれしい喜びです。
何にも知らず、靴下工場にお嫁にきてウン十年。のおばさんは、よかったと思ってます。
これからも創喜らしい商品を世に出し続けます。